禁煙治療薬を使うときはどんな時

「何も無しでは禁煙は出来ない」そう思う方はたくさんいます。ですが禁煙治療薬に頼りすぎるというのもあまりよくはありません。禁煙治療薬を使うリスクと、使わない治療法を見てみましょう。

禁煙治療薬といえば「チャンピックス」

禁煙の難しさはタバコを吸ったことがない人には想像もつかないほど難しいものです。
そして「今度こそ禁煙しなければ」と何度も挑戦するのですが、なかなかうまくいかない。
何度も挫折経験をしたことがある人も少なくありません。
これは単なる意志が強いとか弱いといった問題ではないのです。

なぜやめられないのでしょうか。
タバコにはニコチンが含まれています。
喫煙により体内に取り込まれたニコチンは脳内ニューロン組織の一部であるα4β2ニコチン受容体と結合します。
この受容体と結合することでドーパミンという脳内物質が放出されます。
ドーパミンは心地よさを感じる感情やモチベーションに大きく関わる物質です。
そのためタバコを吸うと美味しいと感じ、気分も落ち着くことができるように感じるのです。
そしてタバコをやめようとするとある種の禁断症状がおきてしまうのです。
これが禁煙を難しくさせています。

禁煙治療薬のなかにチャンピックスという薬があります。
これを使った禁煙成功率は全体で6割、中断することなく5回の通院をした人に限定すればさらに成功率は高くなり、8割から9割という高い数値になっています。

この禁煙治療薬の有効性はどこにあるのでしょうか。
前述のα4β2ニコチン受容体に作用する薬だからです。
ニコチンよりもさきにこの受容体を刺激して少量のドーパミンを放出させます。
これによって禁煙に伴う離脱症状を軽減します。
またニコチンの受容体への結合を妨げる効果もあるため、ニコチンによるドーパミン放出を抑制することができます。
これによって喫煙による満足感を感じにくくさせ、タバコをやめやすくするのが、この禁煙治療薬の狙いです。

チャンピックスを服用するときは、禁煙開始予定日の1週間前から服用しはじめます。
もしそれより前にタバコを吸いたいと感じなくなったらそのまま禁煙に入ってください。
そしてチャンピックスを計12週間服用します。
禁煙できたと感じても自分の判断で服用を中断することなく、医師の指示どおりに服用を続けることが禁煙成功の鍵となります。

■医薬品であるということは副作用もすくなからず有ると言っていいでしょう
チャンピックスの副作用を知ろう
■禁煙を始めるならコレ
ニコレットは高いのでニコテックスで禁煙